文章を読む

玉井式国語的算数教室では、各回の宿題の他に

授業の中でも「ある程度長い文を読んで問題を解く」回が登場します。

 

テキスト2ページ、数百字にわたる文字を追い、話をつかみ、算数の知識も活かして解きます。

年長クラスから小4クラスまで、全学年にわたってそれが実施されるのもポイントです。

 

とはいえ、いきなり読みましょう!というやり方では字を追うのだけで精一杯になってしまいます。

そこで、学年や能力に応じた細かな工夫をしつつ、基本は以下の形で指導を行っています。

 

①まずは「聞く」ことだけに集中する(どんなお話なのかを想像しやすくするため)

②「聞く」+「文字を目で追う」(ピンと来にくい数字や語句を確認しながら進めるため)

③文章中の内容に関する質問を行う(内容の理解度を確認するため)

 

年長、小学1年生など、まだ字に慣れる途中の生徒には、テキストの文字を一緒に指でなぞりながら読みます。

ある程度慣れてきた生徒には、自分でなぞらせたり、必要に応じて「気になる箇所」(数字や語句、文章)に

線を引いてもらうこともあります。

ただ、こちらから「ここに線を引こう!」と指示は出しません。

指示に気を取られて文章への集中ができなくなる可能性があるため、「生徒それぞれの感覚」に任せています。

 

「4分の3時間」「6人の3倍より2人多い数」といった特殊な表現が出やすく、

また子どもたちの興味関心を引きやすいものも出てくるため、

「このドレス、好きだな」「この数字は他の言い方に変えられるかも?」など

それぞれの思い・考えに任せて目印をつけてもらっています。

後にその目印が、算数の問題を解くときに大きく役立つこともあります。

 

また、「これからこの○○はどうなると思う?」と問いかけることもあります。

答えは無限です。子どもたちに色々予想してもらい、自分の考えたことを気軽に発表してもらえる環境も

作っております。

 

「書いてある情報を収集し、活かす」こと、「想像を膨らませて表現する」こと、

どちらも大切にしたい玉井式及び田宮校では、本日も子どもたちのために頑張ります。

お待ちしております。

 

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